ブログ2024年4月9日
「5R」って何だろう?
みなさんは郡山市には廃棄物に関する業務全般をおこなっている「3R推進課」という部署があるのをご存じですか?
郡山市内のゴミの日カレンダーなどを作成しているのもこの「3R推進課」なんですよ。
そんな3R推進課ですが、本年度より「5R推進課」に名前が変わったんです。
「3R」から「5R」って、具体的に何が変わったのか気になりますよね?
今回は、3Rと5Rの違いについて説明していきます!
そもそも「3R」とは?
「3R」とは「リデュース」「リユース」「リサイクル」の取り組みのことです。
普段からよく耳にする言葉ですし、みなさんの中にもすでに実践している方もいらっしゃるのではないでしょうか?
東京クリーンでも以前のブログで3Rについて詳しく説明させていただきました。
以前のブログはこちらからどうぞ!
3Rを意識した暮らし~リデュース編~ – 株式会社 東京クリーン (tokyo-clean.com)
3Rを意識した暮らし~リユース編~ – 株式会社 東京クリーン (tokyo-clean.com)
3Rを意識した暮らし~リサイクル編~ – 株式会社 東京クリーン (tokyo-clean.com)
一般的によく知られているのはこれらの3Rですが、近年この3Rに
「リペア」と「リフューズ」の2つのRがプラスされた「5R」が近年企業や自治体に徐々に浸透しつつあるようです。
「5R」について
では次に、3Rにプラスされた「リペア」と「リフューズ」について説明していきますね。
「リペア」とは、「修理して使う」ことを言います。
リペアには「修繕」という意味もあります。
壊れてしまったものをそのままゴミとして廃棄してしまえばそれまでですが、修理をすることで使用できる場合は
積極的に修繕を施してまた使うことでゴミの削減につながり、資源の無駄遣いを防ぐこともできます。
【例】
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修理したらまた使えるかどうかをよく考える
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汚れてしまったり破れた洋服をお直しする
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電化製品が壊れたら修理に出す
例えば安く購入したものが壊れたら、「まあ、安かったししょうがないか・・・」とすぐに捨ててしまってはいませんか?
価格が高い安いは関係なく「壊れたらまた新しいのを買えばいいか」と安易に考えずに、
修理すればまた使えるようであればぜひ修理してモノを長く大事に使ってあげてくださいね。
次に、「リフューズ」についてです。
リフューズという言葉、あまり聞き慣れないですよね。
「リフューズ」とは、「断る」ことを言います。
ゴミの元になるものをそもそも買ったりもらったりしないようにすることで、ゴミを減らそうという取り組みです。
【例】
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マイバッグを使うことで、レジ袋をもらわない
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不要なチラシやパンフレットをもらわない
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使うかわからないものを譲り受けない
以前のブログのリユース編では、
まだ使えそうなものはフリーマーケットやガレージセールを開催して人に譲ることで、ゴミとして捨てずに「リユース(再利用)」しよう、という取り組みについてお話ししました。
しかし、「値段も安いし、とりあえず買っちゃうか」と本当に使うかどうかも分からないのに譲ってもらうのは、「リフューズ」の取り組みには当てはまらなくなってしまいます。
せっかく譲ってもらっても使わずに放置されたまま、結果的にゴミとして捨てるようになってしまっては本末転倒です。
本当に使うかどうか、欲しいものかどうかをよく考えて、譲ってもらうようにしましょうね!
終わりに
いかがでしたか?
3Rに「リペア」と「リフューズ」がプラスされて「5R」へとステップアップしたことで、
さらに地球に優しい取り組みが求められているんだな、ということが分かりましたよね。
今後も東京クリーンは、地球のために私たちができることを日々考えながら廃棄物収集運搬業に携わってまいります!