ブログ2024年7月23日
「ベジブロス」って何だろう?
みなさんは、「ベジブロス」って知っていますか?
ベジブロス、実はフードロスの削減や健康に良いなどの側面から、近年注目されつつあるんです。
具体的にどのようなものなのか、お話ししますね!
「ベジブロス」とは?
ベジブロスは、「ベジタブル(野菜)」と「ブロス(出汁)」を組み合わせた言葉です。
野菜の皮やへた、芯を水などと一緒に煮込んで取った出汁のことを言います。
昆布や鰹節、鶏から出汁を取る感覚と同じですね!
取った出汁は、そのまま飲んでも美味しいですし、いろんな料理にも使えます。
普段料理に使っていた水をベジブロスに置き換えて使うことで、料理がさらにおいしくなります!
では、なぜ野菜から出汁を取るといいのでしょうか?
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栄養を無駄にしない
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健康に良い
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フードロス削減になる
普段捨ててしまっている野菜の皮やへたには、「ファイトケミカル」という「第7の栄養素」とも呼ばれる成分がたくさん含まれています。
強い抗酸化力によって老化の原因である「活性酸素」の働きを抑え、免疫力を増強する効果が期待できます。
美容と健康にとても良さそうですね!
しかし、このファイトケミカルは加熱することで細胞から溶け出るので、実は生野菜からは摂取しにくいんです・・・。
普段は捨てていた部分からそんな良い栄養が取れるのであれば、いくらでもベジブロスを作りたくなってしまいますね!
「もう使えないから」と捨てていた部分を有効活用することで、フードロス削減にもつながります。
まさに一石二鳥です!
ベジブロスの作り方
ここで、ベジブロスの作り方をご紹介します。
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両手いっぱいの野菜の皮やへた・芯を用意し、流水でよく洗う
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大きめの鍋に水1300mlと料理酒小さじ1をいれる
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2に1の野菜を入れ、弱火で20~30分煮込む
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ザルでこして完成
【ポイント】
匂いが強い野菜(ニラ、ニンニクなど)
苦い野菜(ブロッコリー、キャベツの芯など)
アクが強い野菜(ナス、ほうれん草など)
これらの野菜はベジブロスには向いていないので、避けたほうが無難です。
とっても簡単ですよね!
必要なものも野菜と水と料理酒だけなので、思い立ったらすぐに作れちゃいます。
作ったベジブロスは、冷蔵庫に保存で2~3日、冷凍庫で凍らせることで約1ヵ月保存することができます。
保存しておくことでいつでも使えてとても便利ですよ!!
ベジブロスは、美容にも健康にも良く、フードロス削減にもつながるとても良いものです。
みなさんも、普段はそのまま捨ててしまっている野菜くずを有効活用してベジブロスに大変身させませんか?